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小林よしのり
2023.1.6 09:43日々の出来事

頻繁に散歩をして、全速力で仕事して、全速力で死ぬ。

昨日、ランチのついでにチョコ探して歩き回ったが、
それだけでも今朝、便器から立ち上がる時に、
少し楽になった。
妻が脚の大手術をしてリハビリした経験によれば、
脚力はあっという間に衰えて、あっという間に回復
するものらしい。
毎日、足腰使っていることが大事ということだ。

一日中、家に籠って仕事してたら、家の中を移動する
だけでも、足元がふらつくことがある。
風呂場は特に危険だ。
チャンスがあれば頻繁に散歩しなければならないの
だが、わしがあまりにも歩きが遅いため、秘書みなぼん
は常にわしのはるか前方を歩いている。
姿が見えなくなる時もある。

秘書みなぼんは、老人の世話には向いてない。
もともと老人や身障者や子供の世話に向いてる女性と
全然向いてないマイペースの女性がいるのだろう。
わしもマイペース型で、老人の世話なんかイヤだ。
加藤茶の嫁さんが、老人の世話も苦にならない人の
ようで、加藤茶は本当に幸福な男だと思う。

だからわしは早く死ななければならない。
妻が老いて動けなくなれば、わしは妻の世話がイヤだし、
老いたわしの世話をする女性もいない。
全速力で突っ走って作品を残し、全速力で死ぬ。
それしかない。
とりあえず、これからは一人でも歩き回るぞ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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